ティムロビンスの代表作の「映画ショーシャンクの空に」をもう一度「違う視点」で観て欲しいわけ

ティムロビンスは監督・脚本・俳優とマルチな才能を持つハリウッド俳優。

童顔で顔が小さいのでそれほど大きくはみえませんが、身長195cmもあります。

監督としても「デッドマンウォーキング」で私生活でパートナーのスーザンサランドンに「アカデミー助演女優賞」を獲得させるなど、マルチな才能を発揮する役者です。

私の印象としましては、とにかく良い映画に出ている。あえて言うなら、私の記憶に残る作品には、なぜかティムロビンスが出ている。

おそらくですが「ハリウッド大作」といわれる、わかりやすい映画ではなくて、脚本やスタッフのしっかりした作品を選んでいると思います。

日本で大ヒットした「ショーシャンクの空に」も、最初はまったく注目されていなかった映画だったそう。でも、映画を観た批評家たちの高評価が噂を呼び、じわりじわりと人気が出て、ついにはティムロビンスを代表する作品となりました。(それでも興行的に大成功ではなかったそう)

注目度が低くても、良い作品を選んで出演しているティムロビンス。

私のイメージも、「ティムロビンス自身に華はないけど、出ている作品は絶対に面白い。」という勝手なイメージがついております。

それで、ティムロビンスの映画おすすめランキング・・と思ったのですが、それは次回にとっておいて、今回は代表作「ショーシャンクの空に」を一度観たことある人にも、是非再度観て欲しいというお話です
<h3>ティムロビンス「ショーシャンクの空に」はとても深い映画。</h3>
ありきたりやん!知ってるわ!と思われたあなた。そうです、誰もが知ってるティムロビンスの代表作です。原作は スティーブンキング。(原作名は刑務所のリタ・ヘイワース)

でも、観たことのある人にも、もう一度観るべき映画として紹介します。(だから、あえて詳しい映画の内容は書きません。)
なぜなら、「何歳の時に観たか」で、印象が大きく変わる映画だと思っています。私が実際そうでしたから。

私の場合は、学生のとき、社会人になる前に一度観ました。観た当時も、それなりに感動しましたが、「何度も見直したくなるような映画」ではありませんでした。

ところが、それから20年を経て、アラフォーになったときに、再度観てみよう!と思って観たところ、学生のときに観た時と、感動の大きさが違うのです。

何が違うかって??それは「ある視点」に注目して観たからです。
だから、一度観た事ある人にも、「視点を変えて」是非もう一度観て欲しいのです。

それはズバリ「小さな努力をコツコツ積み上げると、どれだけの奇跡が生まれるか」ということです。

小さな小さなトンカチ一つ。無謀にも思える挑戦。あきらめるには十分な歳月。それにもめげず、主人公の「アンディ・デュフレーン」は、最後までやり切りました。

この小さな努力を毎日毎日続けるということの大切さは、私も社会人になってから身に染みてわかるようになりました。

それでも、わかっちゃいるけど出来ないのが一般人である私。そして、おそらくほとんどの人も、アンディのような強靱な精神力までは持っていないと思います。

だからこそ、「ショーシャンクの空に」を観後に「感動」があるんですよね。
つまり、この映画はとっても現実的な「人生訓」を説いている映画なのです。

実は、このお話は石井裕之さんというメンタリストが講演で話されていたのですが、とても感慨深い内容だったので、皆さんにもシェアします。

その時のお話は、「潜在意識は複利で成長する」という内容でした。

どういうことかというと、通常は、人の(顕在)意識は、単利で物事を考えます。

例えば、何かを続けようとした歳、今日1日でこれだけ出来たとしたら、
1週間後は今日の7倍。二週間後は今日の14日分と、単利で考えてしまうんですね。

だから、ほとんどの人は未来を考える時に「先が見えてしまう」ので、今日一日しなくても、それほど変わらない・・と
努力に見切りをつけて、継続することを断念してしまうんだそう。

一方、継続するコツを知っている人は、「潜在意識は複利で成長する」事を知っているんだそうです。今日一日と同じ事を明日に行ったとしたら、顕在意識は今日と明日 2日分しか成長しないが、潜在意識は 今日と明日の2日分の二乗成長していく。

つまり、毎日ほんの少しでも継続して行動することで、潜在意識は二乗二乗と複利的に成長していくので、30日後には、今日一日の30倍ではなくて、1000倍ほどに大きく成長するそうです。

この話を聞いて・・・私も実体験として納得できる事がありました。

たとえば、初めての仕事、職場ってとっても長く感じるじゃないですか。

1日働くだけでどっと疲れる。これ続くのかな?って思ったりするくらい、最初が本当に大変。
でも、そのしんどさが、次の日も同じくらい続くかと思うと、2日3日と続けていくうちに、だんだん慣れてきて、同じ仕事でも、少し早く処理できたり、そして労力もかけずに出来るようになる。

または最初の1日で、これは一ヶ月では無理っと思った仕事量でも、継続していると、10日目くらいにブレークスルーが起こって、もっと簡単な方法を見つけて、大幅に短期で仕上げることができたり。

これこそ、まさに「潜在意識は複利で成長する」ですよね。

習慣を造るには、コツがあり、とにかく小さいことを積み重ねる事で、とてつもない大きな仕事が出来るようになる。

逆に目の前の仕事が、どんなにちっぽけで小さい事に見えたとしても、愚直に向き合い1つずつクリアすることが先に繋がる。

ここまで書いてわかったと思いますが、「ショーシャンクの空に」の主人公「アンディ・デュフレーン」の行動そのものなんですよね。

私はこの話を聞いてから、「ショーシャンクの空に」を観て、以前とは異なる感動を覚えました。

是非、今まで見た方も、潜在意識に注目して「ショーシャンクの空に」の再鑑賞をおすすめします!