六甲田山
先日もね 大変気の毒な事故でね エベレスト登頂を目指した方が 凍傷で 何本指をなくされながら,ついに落命されたという痛ましい事故がありました.. 人はなぜそこまでして山に登るのかそこに山があるからだ なぜ人は映画を見るのか? そこに映画を見るからだ。 その要素が見事に合体した作品が,この作品です 八甲田山です まあこのタイトルを聞けばある一定の以上の年齢ならああのキャッチコピーを覚えてるよね何でしたっけそう天は我を見放したこういう悲痛な叫びですよこの叫び声を走った主が北大路欣也さんです いい芝居でしたよね 青森五連隊と弘前31連隊この二つ青森5連隊を指揮するのが神田大尉北大路欣也率いる31連隊を指揮するのが高倉健さん演じる徳島大尉 高倉健演じる日露戦争開戦前夜陸軍上層部から命じられるわけですよ今度の相手は共感の家寒冷地凍てついた土と書いて糖度で激しい戦闘をすることに慣れている肉体の持ち主つまりロシア兵を相手にすることになる我が陸軍はかつて申告とりっしん戦争を戦ったけれども寒冷後でおそらく主戦場となるマンションだったりあるいは朝鮮半島の北部だったりで肉体の鍛錬訓練はできていないだろうそのトレーニングをお前達やれるか言われたらこの断れないでしょう大滝秀治参謀が事前に言うわけですよゆきとは何か寒さとは何だろうかしょう君の胸を持って提示してもらいたい提示してもらいって頼む方簡単ですが頼まれるほうはたまったもんじゃないしかし高倉健北大路欣也両方は口をうんと相槌を変え結んでその任務を 高倉健さんの舞台の方は少数精鋭主義地元の案内人を信頼して彼らの力を借りることを選ぶ そっちの方は粛々と道を選んで 無事に進んでいくんです一方北大路欣也演じる神田大の方はただでさえ大規模な上に余計なしゃしゃり出てくる上司が言うわけですよつまり俺もこの幸運に参加してね手柄を立てたいみたいな見事この大部隊を指揮してその陸軍の覚えめでたいになりたい三國連太郎が出てくるんですこれがまた美味いんですにくにくしいこういう人たちは地元の案内にを禁止するわけです お前たちは所詮 ゼニが欲しくて案内料が欲しくてきたのであろう軍はそのような案内人には頼らないなんてね、冷たく拒絶しちゃってねうん この猛吹雪の中をなんて馬鹿な奴らなんだと陰口は立てられながらよせばいいのにに大所帯で出発した結果ですよ 方向は見失う案内人に頼らなかった罰がことごとくやってきてそして北大路欣也さんが指揮する命令系統のはずが、上司の要するに三國連太郎に 大隊長が一行の中に混ざっちゃっているわけです。 まあそのあんまり日本型 という言い方をしたくないんですけれども 人事のシステム上のよくあるよね会社なんかでもよくあるよねこういう光景という風な眺め方もできなくはないというですね非常にいろんな多角的な見方ができるという思います過酷な自然に挑む男たちの悲しき姿を描いた映画としてももちろん見応え十二分なんですけれどもねそういったドラマ性を物事とは別に人事面でもね色々学ぶべきこと多々ありすぎの作品だと思いますというわけで今回の水煮に死ねるか死なずに見るか森田一朗監督1977年昭和52年公開されて大大大ヒットを記録した八甲田山この山にうん季節関係なく登ってみてください寒