あきれたあきれた大作戦 監督:アーサー・ヒラー 出演:ピーター・フォーク, アラン・アーキン, リカルド・リベルティーニ

この一本だけは プッシュさせていただく・・オリシネマのコーナーでございます。まあ今更申し訳ることもないんですが、私は本当は映画っていうのはどんなジャンルも大好きでね。別にその時代劇は好きだけど西部劇は嫌いだというなんかね、アニメは好きだけど SF は嫌いだそんなことは別にないんですよね。

でも見ないのは青春映画かな・・やっぱりねあの子供とね


あのそれから余命いくばくもない花嫁とかねあと動物でてくるやつあれは苦手でね。そういうのは見ません。

あとは、必死にコメディですよっていうのも 痛々しいですよね。もっとポーンと突き抜けて欲しい。今回ご紹介するのは突き抜けた作品です。


あきれたあきれた大作戦」てね、このタイトルもね。

配給会社さんもっとましなタイトルをつけた方が良かったんじゃないか と思いますね。


だけれども内容はおすすめです


主演は刑事コロンボでお馴染みのピーターフォーク。


このピーターフォークの姉刑事コロンボシリーズを見た方はお分かりだと思いますが刑事コロンボのあのしつこさ、


すいませんあの街あるうちのかみさんがねと言わのコロンボね必ず容疑者のところに聞き込みに行くでしょ。


容疑者のところに根掘り葉掘りそんなことまで聞くのっということ聞きまくっておいて 、わかりましたでは失礼します 背中を向けて帰るかなーと思ったら 必ずドアの前で踵を返して あのーすいませんあともう一つだけと言って 質問があるでしょ あのお約束のしつこさ


刑事コロンボっていう役柄だけだよ と思ってたら大間違い


実はピーターフォーク自体のしつこさなんだよ


それがこの映画で爆発してます。もう映画の冒頭から米ドルのドル札を刷る原盤ってありますよね。あれがまるごと強奪されてしまうというショッキングなシーンから始まるんですよ


そこに なんと絡んでくるのがピーターフォーク。


ピーターフォークの正体は何?何?と気がついたら 。いきなり今度は歯医者さんが出てきて アランアーキン演じる歯医者さん やや保守的な考え方で The 常識人って言う この娘さんが嫁ぐと言う あーそうかその 彼氏呼んでこい。その父親もくる。


あーそうかそうか家族ぐるみの晩餐会だなるんですが、そのディナーの席で現れたのがピーターフォーク


え!さっきお前ドルの現場を強奪している一味じゃなかったのか?っていうね。

もうワンシーン,ツーシーンごとに、ツッコミの入れ放題なんですよね


段階踏む事にピーターフォークが もう家族ぐるみの付き合いなんだから頼み事をしてもいいんじゃないかって言ってね


歯医者さんの患者さんの治療中ですよ5分だけ抜けられないか5分だけ君を借りたい次のセリフでは8分だけ抜けられないか。次は10分だけ抜けられないかって

増えてるじゃんみたいな。


またそれに付き合うアランアーキンもアランアーキンーなんですけれども

歯医者のね、デンティストの制服を着たままニューヨークの3番街を走りまわる羽目になる


お前の事務所だったらお前が行けばいいじゃないかって言う見てて思うんだけども

ピーターフォークのあの目でね独特の目で頼めないか頼めないかって言う要するにピーターフォークワンマンショーピーターフォークの大独演会というこの映画のサブタイトルが付きます


ドタバタコメディこれぞドタバタというコメディ中心にどっかりとピーターフォークが鎮座しています。

おっちょこちょいピーターフォークのコメディアンぶりを堪能してください